ΣΤΟΙΧΕΙΑ
― 西洋古典原論 ―


PROFILE


Author:兎狐
自然栽培農家。のら仕事に出ているので更新はまちまち。
RSS1.0

CATEGORY


  • 『ラテン語動詞の完了幹形成法』 (1)
  • 『フランス語動詞の活用の覚え方』 (2)
  • 『ラテン詩の規則』 (1)
  • 名詞 〔曲用〕 (2)
  • 名詞 〔接尾辞〕 (1)
  • 名詞 〔第3変化名詞〕 (1)
  • 形容詞 〔接尾辞〕 (1)
  • 副詞 〔接尾辞〕 (2)
  • 動詞 (5)
  • 動詞 〔完了幹〕 (3)
  • 動詞 〔完了分詞幹〕 (7)
  • 接頭辞 (5)
  • yomimono (7)
  • ローマ帝国の歴史 (1)
  • ドロア (2)
  • ドロア(『ラテン詩の規則』専用) (4)
  • ストバイオス (1)
  • yomimono


  • キケロー『カティリーナ弾劾演説』
  • プラトーン『ソークラテースの弁明』
  • セネカ『ルーキーリウス宛第7書簡』
  • ストバイオス『精華集』
  • Main Article


  • + ラテン語動詞の活用

    —– 活用早見表 (埋め込みPDF)

    —– 活用練習帳 (埋め込みPDF)


    + ラテン語動詞の完了幹形成法

    —– I. s-完了幹


    + ラテン詩の規則

    —– ウェルギリウス『アエネーイス』に学ぶラテン詩の規則 


    + フランス語動詞の活用の覚え方

    —– 1. Groupe A

    —– 2. Groupe B




  • スポンサーサイト
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    【--/--/-- --:--】 スポンサー広告




    -ūra (DICTATURA)
    接尾辞 -ūra と聞いて私がまず思い浮かべるのは nātūra 「自然」、 cultūra 「(農)耕」、figūra 「形」などである。キケロー『カティリーナ弾劾』第二演説(第20節)に "dictātūra" という語が登場する。その意味は「ディクタートルの職」ということで、この -ura なる接尾辞に混乱が生じたので、少し調べてみようと思う。

    この接尾辞は動詞派生名詞を形成するが、ここで対象となる動詞はいわば「走る」や「書く」などの行為を表す動詞である。これらの動詞に -ūra 接尾辞が添えられると、それぞれの動詞の意味に応じて、その行為自体やその行為のプロセスなどを言う名詞になる: e.g. currere 「走る」→ cursura 「(競)走」, scrībere 「書く」→ scrīptūra 「執筆」, &c. 実際はもっと複雑ではあるが、これが多数の -ūra 名詞に共通する基本的な特徴であると言えるだろう。

    しかし、dictātūra は明らかにこれらとは異なる。これは動詞派生名詞ではなく、名詞 dictātor から派生していて、その概念の内の「職位、地位」に注目している。これは cōnsul でいうところの cōnsulātus である。他に dictātūra と同様の働きする -ūra 接尾辞を持つものとしては、cēnsūra (cēnsor), cognitūra (cognitor), praetūra (praetor) などがある。

    これらの二様の働きは似ても似つかないものではある。また、ここで -ūra と -tor, -ārius, -ātus (~ūs) との関係が浮上したが、今は問わない。



    【2013/07/18 22:47】 名詞 〔接尾辞〕 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)




    この記事に対するコメント


    この記事に対するコメントの投稿













    管理者にだけ表示を許可する


    この記事に対するトラックバックトラックバックURL
    →http://fennecc.blog.fc2.com/tb.php/17-b849bfdb

    TOPへ


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。